徒然

寒さが厳しいですね。来週から始まる展示会の準備などもあり、忙しない日々が続いております。

例年、この時期はIFF（インターナショナルファッションフェア）という展示会に出展をするのですが、今年はIJT（国際宝飾展）にブースを構えてみることにしました。初出展です。宝飾を中心とした展示会なのですが、今年から「ウォッチワールド」という腕時計関連業者をまとめたエリアを新設するようなので、相乗効果での盛り上がりに期待しています。

今回フライングタイガースは出展をしないのですが、米国のミリタリーウォッチを中心に展示を行う予定です。出展企業名簿を見ていると、同業のよく聞く会社も多く集まるようですね。やはり皆さん考えることは同じ、新たなる市場の創設が念頭にあるのでしょう。

一言に腕時計、と申しましても、どこの市場に落としこむのかにより、展開手法、商品構成は変わってきます。基本的に弊社では私の独断と好みで取り扱い商品を決めておりますが（笑）、基本にあるのは、やはり自分から見て格好の良い、もしくは着用したい（しても良い）、そう思えるもののみ展開しています。

小手先、打算的に用意した商品を、打算的に販売をしても、結局は売れないということを感覚的に知っています。群雄割拠、混沌としている腕時計業界ですが、一歩引いて眺めていると、小手先の商売をしてる業者が多いように思えます。絵に描いた餅すら描けないないようでは、現実化することすら適いません。それを信じて、進んでゆくわけですからね。そういった意味で、これからもフライングタイガースは、フライングタイガースなりの独特の雰囲気を保ちながらも、常に進化してゆきたいと思います。

挑戦者でありたいですね。

さてさて、展示会の様子は、機会あれば改めてご紹介させていただきたいと思います。寒さも厳しいです。皆さんも、お体にご自愛ください。

羊

TY-2869搭載

奇抜でなく、普段使いしやすい時計です。どこにでも行けるって感じでしょうか。ただ、それだけではつまらないので、武装系20気圧にしてみました。200メートル防水ですね。実際、20気圧防水クラスでないと、日常の生活において常に水には気を配らなければなりませんからね。ある意味、これで十分です。


プッシャー類はすべてスクリューダウン式です。そりゃそうですよね、20気圧ですから。普段使いしやすい時計デザインで、かつ中華機械式ムーヴを搭載していますが、バンドをラバーバンドなどに変更すれば、それこそ立派なダイバーズウォッチとしてお使いいただけます。ダイバーズウォッチっぽくない、ダイバーズウォッチ。普通っぽいけどダイバーズになる。そんな時計を作ってみました。万能型4駆が、涼しい顔して外国製高性能スポーツカーをぶち抜くって言うのでしょうか（笑）。








もちろん、ケースバックも普通のスケルトンですが、かなりしっかりしたスクリューダウン式を採用しています。








また、この時計ではフライングタイガースのロゴを変更してあります。ウイングマークもリフレッシュ、そしてフライングタイガースのフォントも一新してあります。細かい芸ですが、新生フライングタイガース誕生か！？

ウイングマークは、たぶん今後はこっちを使ってゆくと思います。
羊の皮を被った狼？！

【フライングタイガース】パイロットアナデジを作ってみました

いままで作ってみたいな、と思っていた商品のひとつです。出張に行くことが多いので、やっぱりあると使い勝手が良くて、便利なのですよ。

フライングタイガース初となる、パイロット系ワールドナビゲーターです。

■日本製アナログデジタルムーヴメント搭載
■三つのプッシャーを使い、デジタルを操作します。
ちなみにスクリューロック式を採用しました。
■機能
30カ国ワールドタイム表示、アラーム、カウントダウンタイマー、時報などなど



風防サイズが32MMで収まりましたので、時計本体の大きさも良いです。文字盤はカーボン調（ほんとうは生カーボンを使いたかったのですがね・・・）。適度なボリューム感も質感を高めています。プッシャーにはスクリューダウン式を採用しています。

カラーは4C展開で、2Tケースなんかもご用意してます。まもなく市場でもご覧いただけるかと。

満足のゆく仕上がりですので、是非ご検討ください。