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シーガル社からのムーヴのデリバリーが大幅に遅れている。
理由は簡単だ。
欧米からの桁違いのオーダーが舞い込んで来ていて、日本市場どころの騒ぎではないことが一番の理由だ。欧米のオーダーは一つの機械で50,000個や100,000個のオーダーを平気で入れてくる。資本力が違うとはいえ、羨ましい限りだ。オリジナルの機械も作れるしね。
香港の人間と話をしていて結論に至ったが、あまりシーガル社に拘るのはやめよう、ということ。オーダーは入れても、デリバリーに150日、180日かかってしまったら、商売の機を逃すこともある。シーガル社以外にも、他の同等の中華ムーヴメーカーもいくつかある。これからは、そっちにも目を向けてゆこうと思う。
シーガル社はシンプルな機械が多いが、品質は確かに高い。しかし、ここ数年で他の中華ムーヴメーカーも目覚しい進歩を遂げている。同等の品質を維持できてきている。シーガル社も、たまたま日本のテレビ通販番組が、さもシーガル社は凄いムーヴメーカーで・・・というストーリー性を打ち出し、それを搭載した中華機械式時計を販売したから、なんとなく周知の事実になってきたが、実際はまだまだ歴史も浅い会社。実際、ビヨンなどは、シーガル社以外のメーカーが出しているムーヴの出来も、それは素晴らしい。弊社もひとつ採用してみている。
我々も新しいことに挑戦している物。やはり機械にも、出来る限り新しいものを搭載してゆきたい。
中華ならではの・・・そこに遊び心や、楽しさが隠れていることを、お伝えしてゆきたい。
時計とクルマのコラボレーション。
最近多い。
商業主義的な関わりや、趣向品としての相関性などは置いておいておいたとして、デザイン的な関わりに注視してみると、意外なほどに共通点が多い。
クルマはボディーを全体としてとらえる。前、横、後ろ、そして斜め。様々なアングルからの総体で美を表現している。
時計も同じ。フェースのみならず、ボディー全体でデザインを表現するべきだろう。そう言った意味で、最近の時計とクルマのコラボレーションは、互いを一つの形で表現してみよう、という試みで大変興味深いものがある。
ボクは完全にバックシャン。クルマの後姿に官能美を感じる。クルマの美しさをそこに見出す男だ。ただ、残念ながら、国産のクルマでいままで美しいと思ったクルマはない。性能面では申し分ないが。
時計も同じ。国産メーカーの時計でゾクゾクっとしたことがない。「よく出来ました賞」の賛辞には値するだろうが、美の部分では我々も含めまだまだヨーロッパに劣っていると思う。
時計も表よりも、サイドやエッジのフィニッシュなど、一つのフォルムの流れにもっと気を使わなければならない。もっと深く知識を深めなければならないな。
やはり時計も官能的でありたい。
落ち着いたらまた何か書こう・・・。
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